記事の内容
新庄 勘違いファンサービスに「待った」
何を考えているのか、さっぱり分からない。言うまでもない、日本ハムの新庄のことである。
開幕して間もなく突然、引退を表明したかと思えば、赤い襟のあるアンダーシャツを着用…。広報を通じて「ファンのため」とコメントしたが、ちょっと待ってほしい。「制服がちょー、うざい」という不満な中学生と大差ないではないか。野球規則には「アンダーシャツの外から見える部分は、同一チームの各プレーヤー全員が同じ色でなければならない」とある。ソフトバンクの王監督が「決められた枠の中で存在感を示せ」と苦言を呈したのも、もっともといえる。
突き詰めれば、甘やかしてきた日本ハム球団の責任でもある。試合後、気分が乗らなければ会見を拒否。「〇〇〇打法」と訳の分からないコメントを残して球場を後にする。どうも、この球団には「新庄様にわざわざ、札幌に来ていただいた」という姿勢が見える。まるで腫れ物にでもさわるようだ。
会見拒否
どっかの新聞のような表現もみらるが、ちょっと待って欲しい。気分が乗らなければ会見を拒否することが異常行動ならば、なぜ松井秀喜はたかだか負け試合の後でも必ず会見をする程度の事で持ち上げられるのか。
新庄は、スターの自覚があり、スターは格好の悪い所を見せてはいけないという美学があるのだろう。それはそれで納得の行く話ではないのか。
ちなみに、松井もスターの自覚はあるだろう。彼は、どんなことでもさらけだすところに美学があるのだろう。
「〇〇〇打法」
この人は何にかみつきたいのかわからないが、どんな立場でものを言っているのか…それこそ訳がわからない。確かに訳はわからないが、批判のひとつに加えるのであれば、プロ野球選手はなぜ訳が解らないことを言ってはいってはいけないのか、理由を書くべきだ。
そして、訳の分からない事を言ってはいけないのならば、訳の分からない事を言う事で有名な「あの人」も批判すべきではなかろうか。
日本ハム
この記者は、上記引用の後にこう述べている。もっとも軽佻(けいちょう)浮薄な風潮は他球団にも見受けられる。その顕著な例が開幕時の始球式に野球とは全く関係のないタレントを呼ぶこと。ヤンキースでは始球式は大物OBと相場が決まっている。ヨギ・ベラ、レジー・ジャクソン…。野球自体を文化と位置付けているからだ。巨人が年に数試合しか行っていないながらも、巨人ファンが多く、かつ日本ハムというぱっとしない東京の球団が移転し、かなりの入場客数を見込んでいるのは、誰のおかげか。
プロ野球の人気低下を防ぐには付け焼き刃の対策ではすまない。一部選手の自分勝手なパフォーマンスを「ファンサービス」というのは大いなる勘違いだ。(江目智則)
新庄だとはいわない。新庄を含めて、日本ハムという球団が個性を集結させて、一丸となってファン獲得に取り組んだからだ。
新庄
新庄は本来、玄人好みの選手だ。ホームランはそこそこ打てるが、打率はぱっとしないし、盗塁もしない。
一番輝くのは、捕球と肩だ。
例えば同様の選手として、井出がいた。強肩でホームランもそこそこだが、それほど打率を稼ぐ選手ではなく、ホームランもランキングに肩を並べるほどではない。
パリーグ出の選手で巨人にも在籍した事があるが、日本ハムの外野手で上田と共に鉄壁の外野守備を誇っていた。
井出選手には申し訳ないが、そんなに個人では観客動員を期待できないだろう。Googleで井出で検索して出てくるのは、F1に参戦していた井出有治であり、井出竜也は3ページ目だ。
新庄は、新庄市に次いで2番目に表示されるし、知らないものは誰もいない。
プロとして、自分を売り込むのがとてもうまい選手だと言えるだろう。
これをうまく使っているのが日本ハムではなかろうか。
で、この人は?
この人は、「付け焼き刃の対策ではすまない」ならば何をすべきと言っているのか。「ヤンキースでは始球式は大物OBと相場が決まっている。」だそうだ。
確かに、この人が批判している、芸能人の始球式…これは多少違和感を感じたりはする。
とはいえ、もちろん芸能人の始球式に対してのOBの始球式であって、これだけが対策ではないだろうが…少なくとも、こんなもん昔からやってるでしょ? OBの始球式などは、見た事ありますよ。
で、人気はどうなったか?
確かにオールドファンにとってはうれしいだろう。
でもね、新しいファンを貪欲に獲得していかないとファン層がどんどん歳を取る。
やはり若い層、そしてまだまだ少ない女性なんかをどうやってファンにしていくかが、野球の発展のための鍵なのではないか。
新庄がやっている事は奇抜かもしれませんけど、他がどんな事をやって新しい層の掘り起しをしていますか?そして、それは成功しているでしょうか?
昔からのファンをおろそかにしてはいけない。OBの活用は当然していかなければならない。
しかし、一方で伝統伝統と言ってみても、ファンは湧いてくるものではない。
知らないおじいちゃんが投げたところで、何とも思わないだろう。
自ら獲得していこうという姿勢が必要なのだ。
新庄のパフォーマンスを全て賛美する訳でもないが、そうやって新庄が出来る彼なりの手法でファン層を拡大しようとして奮闘する彼の心意気、そして野球以外で盛り上げることへの勇気は、とても素晴らしいものだと思う。
多くの選手、多くの球団も、個性豊かな戦略でファン層を拡大してほしい。そのためには奇抜なやりかたでも、まずやってみる姿勢が大事なのではないか。
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この記事へのコメント
さとし@快投乱打
Darth Alexios
負けず劣らず、イタかったので、ついカッとなって書きました。
さとし@快投乱打
で、今回の記事を書いた記者は「江目智則」という人ですね。なんかきちんと音を踏んでいたりするので実はペンネームを変えてるだけの同一人物だったりして^^;;
Darth Alexios
もしかしたらそうかもしれませんねぇ。江目智則って殆ど引っかかりませんし…。
k1
サイドビジネスにしたいよ(笑)
事実を述べることと自分の感性と、自分の意見のそれぞれをきちんと分けることができてないのに、中立ぶったマスメディアに価値は無いですね。
Darth Alexios
…それを言ってしまうと殆ど…(笑)